種子島ロケットコンテスト2024年大会
2024-3-27このたび、3月7日から11日に開催された種子島ロケットコンテストに参加してきました。
目次
出場部門
今回は、初めてロケット部門(高度)に参加しました。当団体は過去にCanSat部門への参加歴こそあるものの、全部員が初の現地参加でした。
機体製作
当団体は昨年度、大会にこそ参加してなかったもののGFRPや3Dプリンタなどを用いて電装を搭載したモデルロケットを製作した経験がありました。その経験から全ての部品を3Dプリンターで作ることで手加工の手間を減らし、設計・試作・試射・修正のサイクルをなるべく早く回して開発を行いました。
結果として、長崎大学グラウンドで行った試射ではすごく真っ直ぐ飛び、パラシュートも展開していていたのですが・・・
製作の様子
自宅に置いている3DプリンターでPC(ポリカーボネート)という素材を用いて、ロケットのノーズコーンという部品(先端部分)を製作している様子です。
打ち上げ直前に撮影した全体像
コンテストの結果
風にあおられてやや斜めに飛んだ後、パラシュートが展開せず失格となってしましました。
今後の課題
パラシュート(減速装置)の品質向上
どうしてもロケットの製作に時間をとられ、パラシュートの製作やパラシュート展開に関して考える余裕があまりなかったので、次回参加までに向上させたいです。パラシュート以外にもストリーマーに関しての研究もしていきたいです。
発射装置の開発
発射装置についても、開発を試みたのですが時間的な問題で諦めて、昔から使っているストローをさすタイプのものを持っていったのですが、他団体の方はより高度な発射台を作っているところも多かったので、こちらの開発も時間をかけて行っていきたいです。
ロケットの品質向上
3Dプリンターの印刷難易度の問題で仕方なく、妥協して作っている部品などがありましたが、こちらも設定などを変えながらより軽く、より精度良く印刷できるように頑張っていきたいです。
最後に
種子島ロケットコンテストは本当に参加者に対して非常にウェルカムなコンテストで、とても楽しかったです。関係者の皆様に感謝申し上げます。また来年リベンジできるように頑張っていきたいと思います。
当団体に、ご興味のある長崎大学生の方、近隣の方、取材を希望される方などお気軽に当ホームページお問い合わせフォーム等よりご連絡ください。